日本においてもソフトウェア開発の現場で積極的に取り入れられているアジャイル開発。「計画→設計→実装→テスト→リリース」といった開発工程を小さいサイクルで繰り返し、素早くフィードバックを受けることで、現在の環境にマッチしたデリバリーが実現します。しかし、そのメリットが注目される一方で、日本ならではの慣習をはじめとしたいくつかの理由から、アジャイルを諦めウォーターフォール型の開発に戻ってしまうプロジェクトが多いこともまた事実です。
とはいえ、その選択は正しいのでしょうか? アジャイルに習熟する前に諦めてしまうことは、変革の先にある大きなリターンを取りこぼしかねないというリスクにつながります。必要なのはアジャイルの道を断つことなのではなく、継続的なアジャイルへの学習なのではないでしょうか。まずアジャイルを学び、そして実践していきましょう。アジリティを高め続けていけば、これまででは考えられなかったイノベーティブで高い生産性を実現できる開発組織へと近づくでしょう。
本ウェビナーでは多様なプロジェクトで経験を積んできた現役アジャイルコーチ、スクラムマスターが座談会形式で赤裸々に語ります。きっと、アジャイルの実践に役立つ知見と、そして少し大げさかもしれませんが、変革という道を進むためのちょっとした勇気が得られます。
Speaker
笹 健太
Agile Coach
他社のAgile・DevOps導入支援を通じて変革の支援を中心に活動中。
前職は製造業でロボット制御ソフト開発を担当。 その中でScrumを取り入れた開発を経験し、そこからAgile / Scrumの支援を行う道に入る。
DevOpsDays Tokyo、製造業アジャイル勉強会、金融アジャイルMeetupなどのコミュニティも運営中。
中村 知成
Scrum Master
2009年にBacklogを提供するヌーラボに転職し、ソフトウェアエンジニアとしてBacklogの開発・運用両面、その後開発マネージャーを担当。2016年頃から、アジャイルへの興味とそれを突き詰める活動を始める。
現在は、クリエーションラインでスクラムマスターとして、現場支援をメインに活動中。
庄田 宏平
Scrum Master
2004年から印刷業グループ会社で基幹系システム開発に従事。事前に完璧に要件を決めることに限界を感じている中アジャイルと出会い、テスト自動化やCI/CD、スクラムの導入を進める。2018年から別会社で本格的にスクラム開発を実践し、2020年からスクラムマスターとしてアジャイル・スクラムで価値を提供できるチーム作りを行っている。
<ディスカッショントピックス>
・アジャイル開発の必要性とその背景
・導入のメリット/デメリット
・アジャイル開発の事例紹介
・アジャイルの上手なはじめ方
・アジャイルを成功させるために必要な3つのこと
<対象となる方>
・ウォーターフォールでの開発に限界を感じている方
・アジャイルに興味はあるけど、はじめ方がわからない方
・アジャイルを取り入れてみたが、うまくいっていない方