Graphyde Syncの概要

Graphyde Syncとは
「簡単・迅速!すぐできるグラフデータ!」 Graphyde Syncを使えばグラフデータベース(グラフDB)の作成は難しくありません。
Graphyde Syncは、リレーショナルデータベース(RDB)とグラフDB(※1)のリアルタイムなデータ連携を可能とするソリューションです。RDBから任意のデータをグラフ形式に変換し、グラフDBのデータを簡単に素早く作成することができます。
社内に散在するRDBのデータをグラフデータに変換、統合、連携することでデータの有効活用が可能となり、デジタルトランスフォーメーション(DX)の促進等、幅広いニーズに応えることができます。
※1 Graphyde Syncが作成するグラフデータはNeo4j(※2)のデータです。以降、グラフDBとはNeo4jのことを指しています。
※2 Neo4jは、グラフ理論に基づくグラフ構造に最適化されたデータベースです。詳細は「Neo4jとは (https://www.creationline.com/neo4j)」を参照してください。
特徴
Graphyde Syncの特徴を以下に示します。
Graphyde Syncの特徴を以下に示します。
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RDBとグラフDBのマッピングを設定するWebUI(画面)とリアルタイム同期機能がパッケージングされたソリューションです。
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3ステップの画面操作で、RDBのデータをグラフDBに同期することができます。
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RDBで行われた登録、更新、削除のデータはリアルタイムでグラフDBに同期されます。
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複数のRDBおよびグラフDBをターゲットにしてデータを同期することができます。

利用シーン
Graphyde Syncを利用することで、以下のような声に応えることができます。
Graphyde Syncを利用することで、以下のような声に応えることができます。
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グラフDBに興味がある。
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データ分析のためにグラフDBを利用したいが、グラフデータをどう作ったらよいかわからない。
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既にあるデータをグラフ化してデータの関係性を可視化、分析したい。
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RDBとグラフDBのいいとこ取りをしたハイブリッドDBシステム(※3)を構築したい。

※3 ハイブリッドDBシステムの例は「Neo4j導入事例:エヌ・ティ・ティ・コムウェア (https://www.creationline.com/clientvoice/case17)」を参照してください。

機能概要
RDBとグラフDBのマッピング対象が一覧化されたマッピング一覧から以下の機能を利用してRDBとグラフDBのデータ連携を実現します。
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DB情報設定 - マッピングするRDBとNeo4jの接続情報を設定します。
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マッピング設定 - RDBからグラフDBへ展開したいテーブルやカラム、テーブル間の関係を指定することで、RDBとグラフDBのマッピングを設定します。
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リアルタイム同期起動/停止 - RDBで登録、更新、削除されたデータを即座にグラフDBに同期するリアルタイム同期機能の起動と停止を行います。
動作確認環境
Graphyde Syncの動作条件を以下に示します。
- Graphyde SyncはLinux(※4)にインストールする必要があります。
- Java(バージョンは8.0以降)のインストールが必要となります。
- ブラウザはChrome、FireFoxで動作することを確認しています。
※4 CentOS7、Ubuntu20で動作することを確認しています。
対応するデータベースを以下に示します。



Graphyde Syncをはじめよう
「マッピング一覧(トップページ)」から3つのステップを実施するだけで簡単にRDBのデータをグラフDBにリアルタイムで同期できるようになります。
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以上により指定したRDBに対して行われた登録、更新、削除のデータが指定したグラフDBにリアルタイムで同期されるようになります。
なお、画面操作についてはスタートガイドを参照してください。
お問い合わせはこちら
[参考] グラフDBユースケース
グラフDBの代表的なユースケースを以下に示します。Graphyde Syncはこれらのユースケースの実現をサポートします。
詳細は「グラフデータベースのユースケーストップ5(https://go.neo4j.com/rs/710-RRC-335/images/Neo4j-Top-Use-Cases- JP.pdf)」を参照してください。
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不正利用検知(フラウドディテクション)
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リアルタイムリコメンデーション
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マスターデータマネジメント
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ネットワークとITオペレーションズ
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アイデンティティとアクセスマネジメント(IAM管理)